夜は協議会のメンバーが、焼き鳥「串八」で歓迎会を開いてくれました。手羽先は、思わず人の串に手が伸びてしまうような美味しさ(笑)。歓迎してくださったメンバーのひとり、浦河町役場で移住促進を担当されている長崎さんは、浦河の魅力を語るエキスパート。お話を聴いていて、つくづく浦河に来て良かったと再確認しました。また、社会福祉協議会の石黒さんは「浦河めぐみの会」という、浦河の食材を生かした新規商品開発を行う有志の会のメンバーでもあります。浦河はタコ漁も盛んで、私はここにいる間に、タコのラグーのパスタを得意料理にしようと思っていたのですが、なんと、タコを使ったメニューコンテストを計画中とのこと。すぐさま参加を約束。
10月2日午前、移住者対象のオリエンテーションで浦河町ツアーへ。生活に必要な場所、浦河の特色と言える場所、いろんなところに連れていって頂いたのですが、とにかく魚屋さんが豊富。一尾まま売っているお店もあれば、お刺身にして売っているお店も。浦河にいる間に、一尾まま買って、さばけるようになりたいです。
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また、ご一緒した短期移住のご夫婦は、これまで住んだアジアの都市などと比較しても、浦河には強い魅力がある、とおっしゃっていました。
午後は浦河町長への表敬訪問。15分の予定と言われていたのが、話が尽きず、1時間以上もお話することに。自分も漁師の息子と言う池田町長には、重要な食文化であるが、仕込む人が少なくなっている「飯寿司」にも注目して欲しいなど、今後のヒントになるお話をたくさん頂きました。そして、港町では当たり前のことなんだろうと思いながらも、漁師の家庭に育った人が、漁業政策にも関わっていることに、なんだかとても安心しました。その後は関連部署の役場の方々と懇談。昨日、社会福祉協議会の石黒さんから伺った「浦河めぐみの会」の中心メンバーもいて、メニューコンテストへの参戦だけではなく、運営自体のお手伝いもすることに。こちらも漁師の息子だという水産商工観光課長の徳田さんに日高昆布の美味しさの理由や春一番に採れるウニの話も聴き、浦河の食材への興味はますますふくらみます。浦河町役場、一緒にいろいろなことに取り組んでいけそうな予感がします。
注・材料に「ひぐま」は入っていません |
(宮浦宜子)