2013年2月23日土曜日

小川シェフによる『第2回食で地域をつなぐ講習会』

オリーブオイル選びも・・・「みなさんが日常使いしているものにしましょうか」と選択。
試食に使用する食材はすべて、浦河町内で買いました。

わけありリンゴと、シソの葉、大根、レモンに練りワサビなど、
買い物かごに入った食材はたったのこれだけ。

バルサミコ酢はあったけど、う~ん・・・バジルもペッパーも使わないそうです。


菅農園さんのハネ物のイチゴと三協水産さんの銀聖スモークサーモン。
そして浦河産のツブは、どのフルーツとの組み合わせになるのでしょうか?


ミカンは皮をきれいに剥きひと房ずつに分けて、タコと組み合わせるようです。
お手伝いをお願いした主婦の方と一緒に和気あいあいと楽しい調理時間でした。


「幸せな食卓」が広がる前に、「幸せな調理場」です ^ ^


不揃いのイチゴたちも、オーブンで焼き上がって出番待ちです。
大根を切っているシェフが使用中の包丁は、ここの調理場にあったものでしたが、
その切れないことと言ったら…。もう少し、良い備品も欲しいですね、浦河町~。笑

こんな風に青少年ホームの調理場で作られた小川シェフのお料理ですが・・・
実は写真を撮るのを忘れていました!

でも、参加者の皆さまの中からこの日のお料理を紹介してくださっていた菅農園さんのブログ 「菅農園4代目の日記」 を発見!こちらでおいしそうなワンプレート3品をご覧いただけます。(菅さん、おいしいイチゴも写真もありがとうございました!)


さあ!こうして、参加者の方々にはサプライズでもあった“おいしい試食付き”の講演会でしたが、ご参加いただいた皆さまからは本当に喜んでいただけたようです。

「いやぁー。うらやましかったなぁ。俺らの仕事も、きっとおいしく食べてもらえると思いながら一生懸命に作るんだけど、美味しい顔を直接見る機会は少ないんだよねぇ。」
講演会の途中で止む無く退席された池田さん(池田鮮魚店)が、翌日に協議会メンバーの一人にこんなことを話されていたそうです。

小川シェフはもちろんですが、参加者のみなさんと一緒に、この日のタイトル通りの「幸せな食卓をつくる」ことができた講演会になりました。ありがとうございました。
(小山祥子)

講演会終了後の感想よりいくつかご紹介・・・

「お話の全体像は調理人としてというより、深ーい人生訓のような印象を受けさせていただきました。ごちそう様。」 
「人を喜ばせる心とストイックさ。学ぶことがたくさんありました。初めてリンゴを使った料理を美味しく食べれました。」 
「明日から違った自分になれそうです。今日はありがとうございました。」 
「小川シェフの料理に対するおもいや人に喜んでもらうという気持ちが伝わってきて、とても幸せな気持ちになりました。浦河の食材を使った料理、最高に美味しかったです!」
「今日は美味しいお料理ありがとうございました。毎日の料理、素材を大事に調理していきたいなぁと思いました。子どもたちの心と舌に残る食事を食べさせていけたらなぁと思いました。今日の料理、家族に食べさせたかったです!!」