2013年1月14日月曜日

“日本住みたい田舎” に浦河が!

「ランキングされているんですよ。」
 
講演会の準備に事務局を訪れた際に、『いなか暮らしの本』 を手にしながら嬉しそうに報告してくれた村下くん。見えないところでアンテナを張り巡らしながら、数々の情報をチェックして教えてくれるのです。ありがとう、若者! 

この本のベストランキングに「浦河町」が! 
どれどれ・・・と、見せてもらうと。


ふむふむ。確かに。総合ランキングでは?
おー!!70位ではありませんかー♪


お試し体験の施設数では日本で2位!

浦河で移住体験をしてみたいと希望する方々はたくさんいて、抽選で決められているほどの人気です。お試し体験ができる住宅の数が増えるだけで、総合ランキングがアップするのはもちろん、“施設数では日本一!”というのも、全然夢ではなさそうですね。

私たちも、実際に何人もの方々からご相談を受けましたが、体験移住を終えて浦河への移住を決意したものの、住宅探しに苦慮している方がたくさんいらっしゃいます。一方で、空き家も増えている現実がありますが、このことも、今の浦河町が抱えている課題のひとつです。つながって欲しいですね。
(小山祥子)

2013年1月10日木曜日

1/21(月)食で地域をつなぐ講演会を開催します!



来る1月21日(月)、「食で地域をつなぐ講演会」を開催いたします。

全国の食の現場で活躍するフードデザイナーの中山晴奈さんをお招きし、各地の事例についてうかがいながら、町の中を、あるいは町の中と外をつなぐ、浦河らしい「食」を通じたコミュニティについて考えていきます。みなさまお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

日時|2013年1月21日(月)19:00〜21:00
会場|浦河町立総合文化会館 ミニシアター(浦河町大通3丁目52番地)
※参加無料、申込不要です。



◎中山晴奈(フードデザイナー)
1980年千葉県生まれ。筑波大学、東京藝術大学大学院先端芸術表現を専攻し修了後は会社勤務と並行して食のデザインで週末起業をする。
2008年よりNEXT KITCHENの活動を開始、美術館や博物館で食を使ったコミュニケーションデザインや出張料理、ワークショップなどを行う。調理師専門学校や美術大学の講師も務める。慶應義塾大学SFC研究所上席研究員(訪問)として、地域と食のプロジェクトにも参加。2012年よりNPOフードデザイナーズネットワーク理事。





※終了後に別会場にて交流会(会費1500円)を開催します

主催|うらかわ「食」で地域をつなぐ協議会
問い合わせ|TEL 0146-22-5123(協議会事務局:株式会社マルセイ)Email urakawa.tsunagu@gmail.com

2013年1月9日水曜日

第1回 地域デザインカフェ

 第1回の 『地域デザインカフェ』 が昨夜、文化会館の団体活動室で開催されました。担当した村下知宏くんから、鳥取県智頭町(ちずちょう)の山の中の完全予約制の山菜料理店や集落まるごとNPOの取り組みなど、魅力的な取り組みの数々を紹介してもらいました。

参加者の方々の中からも自然に質問や感想の声が出て、一緒に作り上げるライブ感も感じて楽しかったですよ~。
村下さんの話に聞きいる参加者のみなさん
ゆるやかながらもけっこうディープなカフェで、あっという間に過ぎた2時間でしたが、興味深かっただけでなくとても楽しかったです。さて、次回はどんな事例を聞かせてもらえるでしょうか。村下くん、次回も楽しみにしています!

 次回の 『地域デザインカフェ』 は、2月6日(水)、浦河町総合文化会館2階、団体会活動室にて7時からの開催です。お運びください^^ 
(小山祥子)

2013年1月7日月曜日

地域デザインカフェを開催いたします!

少し遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます!
協議会事務局の村下です。久々の浦河での年越しでした。
本年もうらかわ「食」で地域をつなぐ協議会をよろしくお願いいたします。


今年から「地域デザインカフェ」と名付けたイベントを月1回開催してゆきます。

大学卒業後から色々な地域で頑張っている人と出会う機会に恵まれた私。
私が出会った山陰や中国地方、関東といった「ヨソの面白い取り組み」を浦河の皆さんと共有したいと思います。

「"まちづくり"と言われてもよくわからないし・・・。」「勉強会みたいなのはちょっと苦手」
といった方も、旅行記を聞くような軽い気持ちで是非ご参加いただければと思います!

直前となりましたが、第一回目は1月9日に開催します!


■日時・場所
日時  平成25年1月9日(水)19:00~20:30
会場  浦河町総合文化会館 団体活動室
参加費 無料

第一回テーマ鳥取県智頭町のローカル線














第一回は鳥取県智頭町!
山の中の完全予約制の山菜料理店、集落まるごとNPOの取り組みなど、
魅力的な取り組みの数々をご紹介したいと思います。

ご参加いただける方は以下のメールアドレスからご連絡をお願いいたします。
urakawa.tsunagu@gmail.com


第2回以降は下記の日程になります。
2/6(水) 19:00~20:30
3/6(水)  19:00~20:30


今回ご都合がつかない方も是非、次回以降の日程でご参加ください。
よろしくお願いいたします!

※内容等については変更の可能性がありますが、ご了承ください。

2013年1月6日日曜日

初競り取材

研修生の宮浦さんの今年の初仕事は、1月6日(日)の日高中央漁業組合の初競りの取材です。

赤い帽子は仲買人。緑の帽子は漁組職員。
競る魚の周りに集まって、声を出します。 
年末は11月から続いた時化が12月になってもなかなか収まらず、稼ぎ時にもかかわらず水揚げのない日が多く、関係者を落胆させていました。
さて、今年はどうでしょうか。
新年を迎え、初競りに集まった関係者の方々の熱気が伝わってくるようですね。

磯場屋さんも、競り人も、共に真剣。どうぞ今年も漁に恵まれますように!


研修生の応募を決めたことのひとつには、大好きな「つぶ貝」があったと話すだけあって、各新聞社の記者に混じっての市場の取材にもイキイキしていた宮浦さんです。


「食つな」では、今年も「食」を通じての新しいつながりを創造していきます。
ことしもどうぞよろしくお願いいたします。
(小山祥子)

2013年1月4日金曜日

2013年「食」をキーワードに始動開始!

新年あけましておめでとうございます。

この協議会を通じてどんなことができるだろう。どんな動きにつながるだろうと
ドキドキ、ワクワクしながらもあっという間に過ぎた昨年の3カ月。

この町に自由に活動することができる一人の研修生を迎えたことで、浦河の「食」にまつわる人々や場所を巡り、お話を聞かせていただくことや見るだけではなく、実際に食べることなどを通じて、どんどん新しいつながりが生まれています。

宮浦さんのこの笑顔がまた、
「つなぐ」ための魅力のひとつのようです。
「飛ばしすぎ?」という声さえも上がった、研修生・宮浦さんの活動からスタートした協議会活動も、あっという間に11月、12月の準備期間を終えました。残り3カ月を迎えて、「食つな」の活動もいよいよ本格始動に入ります。

準備を進めているのは、宮浦宜子さんのレポートによる 『食の手帖』 のサイトアップ。協議会主催で開催する「講演会(1月~3月まで毎月1回)」。そして、つながりが生まれてきた方々と一緒に、情報を共有する場のひとつとしての「カフェ」の開催などです。今後の協議会活動を、どうぞお楽しみに!
(小山祥子)

事務局にて、ある日のミーティング風景

2012年12月31日月曜日

大みそかの食卓を彩るー丸真仕出し・弁当店


毛がにの山というのを初めてみました
12月30日。浦河の荻伏町にある「丸真仕出し・弁当店」。80歳を越える、社長の真下さんは、今の場所で仕出し業をはじめてから40年、それ以前に荻伏駅前で食堂を営んでいた期間も合わせると、もう50年近く、この地の食を支えてきた方のひとりです。浦河に来てから、いろいろなところで「丸真さんの『キンキン(きちじ)のいずし』は絶品だよ」という話を聞いていたのですが、そのうちに「キンキンのいずし」は、単品で販売するためのものではなく、毎年の大みそかのための特別な仕出し「年越しオードブル」の目玉の一品としてつくられるということを知りました。11月に「キンキンのいずし」の仕込みにお邪魔した時に「年越しオードブルをつくる数日間は、まるで戦場よ」という話を聞き、年の暮れの浦河の食卓を彩る、食の現場のひとつにどうしても触れたくて、丸真さんの調理場にお邪魔しました。


1ページも割いて紹介して頂きました
調理場に入っていくと、たくさんの調理人(多くはまちのお母さんたち)が、まさに調理の真っ最中。社長の真下さん家族とは、お裾分けを頂いたり、立ち話をしたりする間柄でも、多くのみなさんにとって、私は見知らぬ人。カメラを下げて、突然、調理場に入ってきた私に、当然のごとく怪訝な表情をされています。あわてて、うらかわ「食」で地域をつなぐ協議会の研修生として10月から浦河で暮らしていて、浦河の食のことをいろいろ取材している、ということを伝えます。「どこかで見た顔だと思ったら、町報に載っていたでしょ!」と、ひとりのお母さん。続いて「見た、見た」という声があがり、ようやく空気が少し緩みました。これも、浦河町役場が「広報うらかわ」で協議会の活動を紹介して下さっていたおかげです。











1000枚を超える鮭を焼いていきます
今年の年越しオードブルの発注数は、例年通り数百皿。想像を絶する量です。いずしなど、オードブルに使われる料理の仕込みは、早いものでは11月から始まっていますが、大人数での調理や盛りつけは大晦日までの数日間の間に行われます。私が伺った時には、焼き鮭チーム、毛がにチーム、いずしチームなど、各所に分かれて粛々と調理や盛りつけをしていました。





丁寧に包丁を入れていきます

盛りつけを相談するベテランお母さんと真下さん

年越しオードブルの現場を取材するきっかけになったお母さんから、「写真だけ撮ってても何だから、はい、手を洗って!」と三角巾とエプロンを渡され、気付いたら私も毛がにチームの一員に。毛がにチームでは、甲羅を外し、ふんどし(腹筋)を取り、足にも甲羅にも裏側から包丁を入れます。私は、ふんどし取りを担当。かにの姿はそのままに、食べやすいようにひと手間かけるのが、丸真さんの昔からのやり方だそう。しかし、それも100パイを超えるとなると、ものすごい仕事量になりますが、それでもなお、そのひと手間をかけ続けていることに、食べる人への愛情を感じます。



毛がに作業が終了した後は、いずしチームに合流。お母さん2人は、朝から担当していた「トラウトサーモンのいずし」の盛りつけを終え、いよいよ「キンキンのいずし」の盛りつけに移ります。まずは、ひとつ見本をつくって、盛りつけ量の判断を真下さんにしてもらいます。一度量を決めたら、後は一定に盛りつけていくので、最初の判断は重要です。もし、後で足りなくなってしまったら、盛りつけ直しになってしまうので避けたい。じゃあ、どのくらいまでなら増やして大丈夫かとお母さんたちと相談します。せっかくみんなが楽しみにしてくれているのだから、少しでも多く分かちあいたいという、という真下さんの思いが伝わってくるやりとりでした。量が決まれば、あとはひたすら、桶からいずしを出し、切り、盛るのくり返し。朝からずっと同じ姿勢での作業で、大変な仕事です。とはいえ、私が代われるわけもなく、私は盛りつけた皿を箱に並べ、笹型のバランを添えるという、ささやかなお手伝いをさせて頂きました。


とにかく数をこなすのでどんどん上手に
総勢20人近くいる「年越しオードブル」調理人チーム。中心メンバーは、もちろんお母さんたちです。「平成2年から、ずっと年末は年越しオードブル」というお母さんは、ご自宅の年越し準備は全て旦那さまがやってくれているそう。20年という月日の中でそういう役割分担がなされてきたのでしょうか。家族ぐるみで、この大事な仕事が支えられているようです。そんなお母さん集団の中に、一人混じっていた高校生の男の子。去年までは、お兄さんが手伝っていたけれど就職してしまったので、今年から自分が来ることになったとのこと。果てしなく続く作業に、一瞬へばり気味の様子も見えましたが、中心メンバーの年齢が少しずつ高くなっていく中で、若き戦力として活躍するとともに、お母さんたちのアイドルとして調理場を潤す、という大切な役割も果たしていました。








いきいきと働く、小さな調理人たち
そして、調理人部隊の最年少は、真下さんのお孫さんの2人の小学生の女の子たち。ここ数年、卵割りをかき混ぜを担当している、と誇らしげに教えてくれたのでした。












祝いの一皿
家族や友人が集う、大晦日の食卓。この地で、その幸せな食の時間を支えてきた現場のひとつをご紹介して、今年の最後の研修生レポートとしたいと思います。

10月1日に、浦河にやってきてから、いろいろな食の現場に足を運びました。穫る、育てる、つくる、商う。たくさんの食材、人、それを取り巻く場に出会い、この地の食の豊かさに触れてきました。






これまで、この研修生レポートを通して、ささやかながらその現場をお伝えしてきましたが、来年1月初旬に「うらかわ『食』の手帖」というタイトルで、新しい情報ブログをスタートする予定です。少しでも多くの人と浦河の食についての情報を共有していければと思っています。

最後に、今年、浦河にて、たくさんの驚きと喜びを与えてくれた、食を支えるみなさん、そして魚、肉、野菜などの食材たちに、心から感謝し、年末のご挨拶としたいと思います。そしてまた、来年もどうぞ宜しくお願いします。
(宮浦宜子)