年中多忙な宮嶋さんとの講演内容のうちあわせは、講演会開始の数時間前でしたが、話はついつい「世界一のチーズへの挑戦」という演題から寄り道して 宮嶋さんの近著の話題へ・・・。協議会代表の小山が講演に先立って読んでいたく感激した『いのちが教えるメタサイエンス』という本の話をご本人に質問するものですから、宮嶋さんの大好きなメタサイエンスの話が止まりません。
仲の良いご夫婦は似てくるとも言われていますが、 なんだかお二人、似てる?かな… |
「宮嶋さん。今日の講演は、チーズの話を中心にお願いします・・・」と、この話が止まらない宮嶋さんに、限られた講演時間の中でいったいどんなお話をしていただこうかと相談をしました。
昨日はあいにくのお天気で、「私は海にはあまり縁がないんですよ。新得町は日本中で一番、海から遠いところなんです。」と話してくれた京子さんに、浦河の夕日を見せてあげられなくて残念でした。それでも、ほんの少し港をドライブして海を見ていただきましたが、それだけでもとても喜んでいただきました。
オイランカレイ、ホッケ、サメカレイ。 たくさんの新鮮な干し魚をみてうれしそうでしたね。 |
そして、浦河からのお土産はやっぱりお魚でしょうか。幸いにも、たくさんの干物が並んでいた磯場屋さんを発見!共働学舎の皆さんと一緒に食べる50人分の干し魚を購入されていましたが “50人分” って、びっくりですね。
講演会の時間が近づくと、あれよあれよと言う間に会場はご覧のように大勢の参加者でいっぱい。宮嶋さんのお話を聞きながら、あっという間に時間は過ぎてしまいましたが、もっとたくさんお話をお聞きしたかった方が多かったのでは?
講演会終了後の感想をいくつかご紹介させていただき、昨夜の講演会のご報告に代えさせていただきます。
- 本物の話と本物の味をいただきました。チーズに至るまでの話が素晴らしかった。人の力のすごさに。
- すっごく面白かったです。本で読むより、ずっと分かりやすく私の中に入って来ました。もっともっとお話を聴きたいと思いました。チーズもとてもおいしかった。また20 年以上前にシュタイナーの本を読んだ時、牛の角に土を入れておいて~というくだりを読んで、なぜそんなことをわかるのだろう。シュタイナーは神様かと思いながら、ぞれがずーっと心にひっかかっていたのです。メタサイエンスの本を読んだ時、それが氷解してすごくスッキリしました。その事実自体は100%理解できてないのですが、でもまずは20数年来の疑問がとけて感謝です。ありがとうございました。またつづきの話をお聞かせください。
- チーズ(食)の背景も知ることができ、大変有意義でした。
- 今日は非常に貴重な話を聞くことができ、うれしく思います。キリスト教についてや自由学園のバックボーンがあるお話、また科学的な話に非常に感じ入りました。今回の話を参考に熟成のものを作れたらと思いました。
- 大変楽しく興味深くお話伺いました。共働学舎さんのことはほとんど知らず、先日TVで見て興味をいだき、今回参加させていただきました。まだまだいろいろなお話を聞きたかったです。本もぜひ読んでみたいです。ありがとうございました。
- エネルギーの流れが色んなものを良き流れを作っていくのだなと宮嶋さんのお話を聞いて思いました。
- チーズとても美味しかったです。目の前に来てくれた人を助けること、世界のどこかには自分の信条に似た人がいてそれに助けられることがあるんだと思って感動しました。感謝を込めて。
- 5種のチーズの味がとても美味しかった。
宮嶋さんのお話の後に、なんと全員に5種類のチーズを試食していただきました。 用意したチーズがなんとか足りたので、ホッとしました。 |
研修生の宮浦さんが担当して作成したポスターです。 掲示にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました! |
(小山祥子)