間もなく54歳になる社長を筆頭に、老後に充分なだけの年金支給は望めないであろう私たちですが、「ずっと働き続けながら迎える老後だろうから、どうせなら、元気で楽しく仕事をし続けていたいね!」と、常々そんな話をしながら仕事をしています。
田舎で豊かに暮らすことってどういうことだろう?都会にない田舎の豊かさってなんだろう?マルセイでは、時にそんな話をしながら、みんなで力を合わせながら日々の仕事に励んでいたりします。
そして、浦河で生まれ育った私たちが、これからもこの町で生活を続けていく上で思い描くわが町のイメージ。それは、人口が減って高齢化が進んでも、なんだかちょっと楽しくて暮らしやすい町であること。
燃料店の仕事やクリーンレディなどの生活サポートの仕事を通じてお客さまと接しながら、わたしたちが感じた 『こうだったらいいね、ああだったらいいね…』ということの中のひとつから、女性力が強いマルセイの新規事業として始めたのが、おはなし屋の「おかんのおかず弁当」です。
6/14のメニュー
浦河港でとれた大きな時鮭が入っています。値の張る“キングサーモン”ではありますが
旬の味だからこそ食べていただきたいのです。
小さな給食サポートの「おかんのおかず弁当」には、ごはんは入っていません。おかずのみで、現在の価格は税込みの500円。利用しやすい価格のワンコインにこだわりました。でも、これからも続けていくためには、きちんと利益も得なくては無理!と、よーく考えて、配達のお客さまの場合は配送料として別途100円を頂いています。
構想は2年以上前からでしたが、手探りを続けてようやく、この2月から試験的に始め、3月にスタートさせた 『おはなし屋』部門のこの事業。おかげさまで、ゆるやかな口コミによるご紹介を得て、毎週水・木の2回、ご予約に限っての夕食サポートを続けています。 たくさんの人に向けてたくさんの量を作ることはできません。わたしたちに出来ることは、お互いに顔の見えるおつき合いを大切にしながら、この町で、今を大切に暮らすこと。小さな会社だからこそできる小商いのひとつとして、私たちに可能な 『だったらいいね…』 ということを続けていきたいと思います。 これから先、新たに小商いを始める若い人が現れて、私たちの老後にも、週に一度でいいから手作りのおかんのおかずを利用できると良いな…。そんな夢を抱きながら、さて、今週は何にしましょう~。
構想は2年以上前からでしたが、手探りを続けてようやく、この2月から試験的に始め、3月にスタートさせた 『おはなし屋』部門のこの事業。おかげさまで、ゆるやかな口コミによるご紹介を得て、毎週水・木の2回、ご予約に限っての夕食サポートを続けています。 たくさんの人に向けてたくさんの量を作ることはできません。わたしたちに出来ることは、お互いに顔の見えるおつき合いを大切にしながら、この町で、今を大切に暮らすこと。小さな会社だからこそできる小商いのひとつとして、私たちに可能な 『だったらいいね…』 ということを続けていきたいと思います。 これから先、新たに小商いを始める若い人が現れて、私たちの老後にも、週に一度でいいから手作りのおかんのおかずを利用できると良いな…。そんな夢を抱きながら、さて、今週は何にしましょう~。
マルセイニュース5月号(第90号より)