2015年10月9日金曜日

【レポート】地域デザインカフェVol.33 『ワンデイブックカフェ in デザインカフェ』

大嵐の予報が出されていた夜にも拘らず、13名の参加がありました。持参してもらった本を回し見しながら、おすすめの感想や照会に参加された方々は興味津々。
                

大きなテーブルを全員で囲み、お茶とケーキをいただきながら和やかに過ごした『ワンデイブックカフェ』。本とお茶のある、くつろぎのひとときとなりました。わかっていたなら参加したかったという方が、他にもいたことと思います。ごめんなさい。告知が遅かったことも含め、開催のお知らせが行き届かなかったのが残念です。(次回からは、早めのお知らせができるように頑張ります!)


ブックカフェらしくなるように、この日は「六畳書房」さんにお願いして、本の出張販売コーナーを作ってもらいました。ふれあい会館の長机を上手に利用した本棚に並んだ本はおよそ40冊。児童書から難しそうな本まで、酔いされた本のジャンルは様々でした。限られた冊数しか置けない小さな本棚だからこそ、普段から手に取らない分野の本にでも目が行き、興味が持てたりするものですね。


いつものように全員で会場の後片付けをした後は、参加者の方々は自然と『六条書房』の本のコーナーへと集まっていました。『六畳書房』が昨年の11月25日にオープンしてから11か月が経とうとしています。その近況について、店番の武藤拓也さんからお話を聞きました。

「本の入荷ルートの解決策が見つかっていないため、注文のご要望にお応えできないことが増えています。いつも同じではなく、フレッシュな本棚を保つにはどうしたらよいかなど模索中です。また、取材のご依頼はほぼ外向けのものなので、浦河の人が足を運びやすくなることに直接つながっていない状況です。」とのこと。

なかなか課題は多いようです。その話を受けて、全員で今後についてのアイディアや意見を出し合いました。

「みんなでつくる町の本屋」は、次のステップに向けて試行中です。

なぜかうれしそうな様子。にわか販売員の食つなスタッフ。