今年1月から定期開催している地域デザインカフェは、今月で10回目を数えました。
今月のカフェマスター天野洋海(ひろみ)さんは、隣町の新ひだか町で「お料理あま屋」を営まれています。
今月のカフェマスター天野洋海(ひろみ)さんは、隣町の新ひだか町で「
天野さんのご実家はもともとスーパーを経営していますが、
団体で予約を受けていたのはよりによって自衛隊の方々…。
開店当初は「全国の旬の食材を楽しめる日本料理のお店」でしたが、数年後「ぜんぶ日高・ぜんぶ静内」をコンセプトに、日高の食材に焦点化する方向へシフトしました。まずは改めて地元に何があるのかを探し、何でも試していく。
すると次第に「日高の食材を味わいたい」という遠方からのお客さんが増えていったそうです。例えば「春ウニ丼」がメニューに加わる毎年5月は、通常時の倍以上のお客さんが来店されるとのことでした。
すると次第に「日高の食材を味わいたい」
天野さんは根拠となる具体的な数値も蓄積されていて、
天野さんは今年8月、開店から10年を機に「いろいろやめた」そうです。
本当に自信のあるもの、お客様に食べてほしいものを厳選し、80あったメニューを40にまで絞りました。余計なことをやめることにより、お店全体のホスピタリティの向上もねらいにした決断でした。
本当に自信のあるもの、お客様に食べてほしいものを厳選し、
チャレンジすることに貪欲で、ダメならやめることもいとわない。
逆に言えば、変化を躊躇わない姿勢が、リセットする・ゼロに戻すという決断をも可能にするのかもしれません。
逆に言えば、変化を躊躇わない姿勢が、リセットする・
天野さんのチャレンジは、
新ひだか町にはご当地グルメ「桜ロコモコ」があります。このメニューを推進するために一昨年設立された「
天野さんは、新ひだかFood倶楽部における大変興味深い試みについても、熱く語ってくれました。その試みとは、「レシピの開示」という形で情報を共有し、地域全体で食のレベルを底上げしていこうというものです。
料理の現場は「見て盗む」ことが当たり前の、いわゆる職人の世界。しかし、そうした寡黙で頑固…といった職人のイメージを、天野さんは身をもって覆してくれます。
「そういうのやめよう」と気さくに語りかけることができ、自らの知識や技術を出し惜しみせずに提供することができる器の大きさに、既存のものを打破していくこれからのリーダー像を見た瞬間でした。
「そういうのやめよう」と気さくに語りかけることができ、
地域のなかでさまざまな“仕掛け”を設ける際に、「最初は反対されることもある」というエピソードすら、ほどよく開示する天野さん。しかし、何気ないコミュニケーションのなかで、「やってみると案外楽しい」と思わせる工夫を怠っていません。
「レシピの開示」にしても、“きかれたら教えたい”という誰もがもつ心理に働きかけていることが垣間見えました。相当ハードルが高いように思えることも、「なんだかんだ、みんな教えたいのさ」と笑い飛ばす天野さんでした。
「レシピの開示」にしても、“きかれたら教えたい”
参加者からもたくさんの質問や感想が飛び交いました。食に関する素朴な質問に対しては、
実際に「あま屋の従業員が丁寧に見送ってくれて感動した」
結びに天野さんは、食も観光も「最終的には人」
料理を通して感じる繊細さと、風貌や笑い声から伝わってくる豪快さ。
そのどちらも併せ持っている天野さんの人間的な魅力は、まずはお店を訪れて実感していただきたいです。
そのどちらも併せ持っている天野さんの人間的な魅力は、
天野さん
新ひだかも浦河も、豊かな食資源という点で、
これからもときに刺激しあい、ときに手を取りあって、
このたびは本当にありがとうございました。
(協議会メンバー:石黒)
「お料理あま屋」Facebookページ
https://www.facebook.com/#!/shizunai.amaya
https://www.facebook.com/#!/
「お料理あま屋」ウェブサイト
http://shizunai-amaya.com/
http://shizunai-amaya.com/
-------------